ネオアコ・ギターポップ2(すきなやつ)
お気に入りの曲を「明るくノれる/切なく浸れる」くくりでゆるく厳選しました(曲の説明は結構ハチャメチャです……)。二つに分けてまとめました。こっちは「切なく浸れる」曲が多めです。曲をたくさんお借りしましたYouTubeアカウントの"records iloveindie"さん、貴重な音源をありがとうございます。ご本人が素晴らしいまとめを作られていますので、こちらも是非聴いてみてください!matome.naver.jp/m/mymatome/indiepopmyli
20 tracks / 74:14 / February 25, 2016
- Life In A Northern Town
Dream Academy
透明感のあるメロディー、厳かな演奏ながら、どこか心温まる不思議な魅力の一曲。ポップだし、アコースティックでもあるし、なんだかやっぱり不思議な魅力が詰まった美しい曲。Ah hey a ma ma ma...というサビが強く印象に残ります。
- World Without Love
Playing At Trains
キーボードとホーンが印象的な、ミドルテンポの一曲。ポップな中に厳かさを感じる、ネオアコでも異色の作品です。ちなみに、"The Idea Compendium 1988 "というコンピレーションにこのバンドの"Playing At Trains"という曲がありますが、この曲も名曲ですのでぜひご一聴あれ。
- You Didn't Love Me Then
The Hit Parade
日本のネオアコ・ファンの人気も高いヒット・パレード。明るくどこか切ない、シンプルかつキャッチーなギターとメロディが素晴らしいいい名曲です。歌いだしの部分をフリッパーズ・ギターが「Camera Full Of Kisses/全ての言葉はさよなら 」の元ネタにしたことでも有名です。
- Driving Away From Home
It's Immaterial
ダーク目で寂しげな曲調と、ギター・ポップとエレクトロの絶妙な融合がとても魅力的な一曲。冒頭の語りからすうっとサビへ流れ込んでいくのが、とても好きです。こちらも心地いい靄の中に迷い込んだような気持になる、怪しげな魅力を持っています。。
- New Dreams For Old
The Room
キラキラ・ギターが印象的な爽やかな一曲。前奏が最高にいい!曲にマッチしたヴォーカルと一気になだれ込むサビもとてもよく、また要所に絡むホーンもうまさを感じさせます。派手さはないもののこれぞギター・ポップという感じです。
- Yesterday
The Nivens
言い表しにくいですが、なんだか美しい「諦め」を感じるようなメロディーライン。ギターで勝負という感じで、ほかの曲に比べれば地味な印象かもしれませんが、メリハリが効いていて、まったく引けを取らないポップさ・キャッチーさを持っていると思います。僕は大好きです。
- The King Of Luxembourg
Baby
- Nothing Special
The Jazz Butcher Conspiracy
- Dying Day
Orange Juice
ネオアコ名盤集みたいな特集が組まれると必ず入ってくる、彼らのアルバム"You Can't Hide Your Love Forever"。その中でもこの曲は抜群にきれい。ツンと張りつめた雰囲気は、聴くといつも鳥肌が立ってしまいます。ちなみに本アルバムの、アメリカの歌手アル・グリーンのカヴァー曲"L.O.V.E. Love"もとてもきれいでいいですよ。
- Faster Than The Rain
The Jones
- The First Picture of You
Lotus Eaters
- Stop That Girl
Vic Godard
- The Second Summer Of Love
Danny Wilson
- Get Me Away From Here I'm Dying
Belle And Sebastian
スコットランドが生んだ「詩人」とも言われるベル・アンド・セバスチャンの、甘く切ないメロディーとシンプルながら完成されたギターが心を落ち着かせる一曲。ボーカルはお世辞には上手とは言えませんが、正統派なアコースティック・サウンドが大好きです。
- Candy Bracelet
Blueboy
ギターサウンドはシンプルかつ軽快で、何より男声と女声のコーラスが美しい!神秘的で透き通った感傷的な名曲です。初めて買ったネオアコ作品で、個人的にもとても思い入れのある一曲。このジャケットデザイン、完全に僕のツボにハマりました。
- Out On The Rebound From Love
Gangway
デンマーク出身のバンド、Gangwayによる切なさが胸に深く突き刺さる一曲。彼らはこういった毛色の良曲をたくさん残しています。ちなみにこの曲、シンセサイザーを使った別バージョンもあって、そちらもいい感じ。
- Emma's House
The Field Mice
軽快なメロディーはただただ切なさを感じさせます。歌詞も簡単ながら胸にグッとくるものがあります。"Sensitive"と並んで、Field Miceの中では一番好きな名曲です。シンプルなジャケットデザインも大好きです。
- Optimistic Kind
New Leaf
アーティストの詳細があまりよく分からないものの、明るさと切なさが巧みに合わさった一曲。Aメロ→Bメロ→サビの流れがとても自然で秀逸で、"Optimistic Kind"から始まるサビもコーラスが入っていてとても完成度が高いです。よく作られているなあと感心してしまいます。
- Sunset Bell
Venus Peter
日本が世界に誇れる、屈指のネオアコ曲。初めから終わりまで、とにかく哀愁を感じさせる美しいメロディーです。日本のアーティストの趨勢が「渋谷系」に移っていく中、彼らはアコースティックさを残しています。沖野俊太郎氏のソフトな声色もとてもいい感じで好きです。
- Touchwood
Nervous Curve
現地のコアなファンですらリサーチできないほど情報がない、アメリカの超オブスキュア・バンドが残した通算2曲(!)のうちの一曲。メランコリックな感じとアメリカ特有の「明るさ」志向が絶妙なマッチ、すごく聴きやすくて好きです。いったいどうしてこの曲が埋まったままでいるんでしょうか。